兄ちゃんの事。
平成24年3月1日。
我が家の長男である兄ちゃんが高校を卒業しました。
「卒業しました」・・・と言うよりも、「卒業できました」・・・って言った方が合ってるかな。
兄ちゃんに対しては何事においても、「親」として与えられる喜怒哀楽は全て初めての事で、
それは良い事ばかりではなく、過ぎてしまえば冷静に受け止められる自分がいるけれど、
その真っ只中にいる時は、兄ちゃんの未来に不安を抱かずにはいられない日々もありました。
けれど、そんな兄ちゃんでも、
もう絶対に後には引けない、自身の人生においてとても大きな選択をしました。
昨年の夏、
「学校を辞める」と言い出し、周囲には心配や迷惑をかけたけど、
その選択によって、卒業に向け休まず登校するようになり、
それに向かって頑張ってきました。
これまでは守ってもらう立場にあった兄ちゃんが、
これからは守る立場になる為に。
何故なら、来月兄ちゃんはパパになるのだから。
兄ちゃんの高校卒業は、
同時にここからの巣立ちも意味しており、
おめでとうの気持ちはもちろんあるけれど、
ちょっと言葉では言い現せない、複雑な心境であるのも正直なところ。
兄ちゃんが思い描いている程、人生甘くはない。
でも自分で選んだ道なのだから、
これからは自分でその道を作り続け、守るべき者達と共に歩んで欲しい。
平坦な道を作る事がどうしても困難な時は、いつでも相談して下さい。
いくつになっても、親と子の関係に変わりはないんだから。
<< Newer 『タイトルなし。』 | Reset ( ↑ ) |
Older 『あおぞらさんぽ♫』 >>
Comment